レッドブルF1のモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、2025年の次世代F1エンジンは2ストロークエンジンを採用するべきだとするパット・シモンズの提案を支持するにはより多くの説得力が必要がだと語る。2014年にF1に新しいV6ターボ“パワーユニット”が導入されて以来、コスト、複雑さ、迫力にかけるエンジンサウンド、そして、メルセデスの優位性など、様々な物議を醸している。
リバティメディアのF1チーフテクニカルオフィサーを務めるパット・シモンズは Motorsport Industry Association の会議で、F1エンジンの2ストローク化がその答えになるかもしれないと語った。パット・シモンズは、2ストロークエンジンは“はるかに効率的”であり、「エキゾーストから大きな音を発し、古い2ストロークにあった多くの問題はもはや関係ない」と語った。また、パット・シモンズは、新しいエンジン規則の一部として、水素と空気から捕捉された炭素を組み合わせることで作られた合成エコ燃料への切り替えにより、F1はフォーミュラEのような全電気レーシングシリーズよりも環境に優しいものになる可能性と主張している。「内燃機関には長い未来があるのは確かだと思う。多くの政治家が認識しているよりも長い未来があると思う。政治家は電気自動車にすべてを掛けているからね。電気自動車には何も問題はない。だが、全員にとっての解決策ではない理由がある」とパット・シモンズは語った。しかし、パット・シモンズのこのビジョンは、F1界を驚かせたようだ。パット・シモンズの発言について質問されたヘルムート・マルコは「現時点では賑やかしのスピーチのように聞こえる」と Auto Bild にコメント。「だが、私はそれについて真剣にエンジニアに質問してみるつもりだ」「2ストロークエンジンからどれだけの馬力を得ることができるのか、実際にどれだけ効率的なのか、それらは本当に代替燃料で動かすことができるのかを知る必要がある」
全文を読む