レッドブルのF1チーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーは、F1ブラジルGPでの勝利は、ホンダにF1活動を継続することを説得するために役立つと考えている。先週末のF1ブラジルGPでは、レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンが優勝。トロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーも2位表彰台を獲得し、ホンダに1991年の日本GP以来となる1-2フィニッシュをもたらした。
マックス・フェルスタッペンは、F1ブラジルGPの予選でポールポジションを獲得。メキシコに次ぐ今季3回目のトップタイムを記録しており、最近のホンダのF1エンジンは強力なパフォーマンスを発揮しているが、ホンダはまだ2021年以降もF1活動を継続するかを決定していない。最近のパフォーマンスはホンダをF1に留めておくためにどれくらい重要かと質問されたクリスチャン・ホーナーは「非常に重要だと思う」とコメント。「ホンダは大きな進歩を遂げており、彼らは5年間のコミットメントと努力の成果を本当に見ることができていると思う」「彼らがF1に戻ってきたとき、物事がどのようなものだったのかを忘れてはいけない。彼らはこのポジションにたどり着くために素晴らしい情熱と誇りを持ち、冷静さを保ちながら素晴らしい仕事をしたと思う」ホンダF1のテクニカルディレクターを務める田辺豊治も、F1ブラジルGPの結果が今後の活動にポジティブな影響を与えることを願っていると語る。「今シーズン3勝目を挙げたことは、ホンダとレッドブル・レーシングの全員にとって素晴らしい結果です」と田辺豊治はコメント。「マシンとPUパッケージは両チームで非常にうまく機能しました。これは、シーズン最終戦と来年に向けての良い兆候に違いありません」「この結果が我々たちの未来に良い影響を与えることを願っています。私はこのプロセスには関与していませんが、取締役会はそれについて議論しています」「準備が出来次第、発表することになると思います」
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