レッドブル・ホンダは、F1ブラジルGPの表彰台にストラテジトのハンナ・マクミランを上げた。マックス・フェルスタッペンは首位を守りながら迎えた44周目にミディアムタイヤへ交換。だが、その直後にバルテリ・ボッタス(メルセデス)がストップし、コース上にはセーフティカーが出動する。そこでレッドブルはマックス・フェルスタッペンをピットインさせてソフトタイヤを履かせ、終盤をフレッシュなタイヤで戦う判断を下す。
一方、2番手にいたルイス・ハミルトンはコース上に留まったため、一旦は先頭を譲る形となる。だが、このセーフティカー明け直後のリスタート、マックス・フェルスタッペンはターン1で再び見事なオーバーテイクを決めてすぐに首位を奪還。その後のフェラーリの同士討ちによるセーフティカーではステイアウトして首位を守り、優勝を果たした。レッドブルのF1チーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーは、セーフティカー中のピットインを勧めたハンナ・マクミランの判断にゆだねたと語る。「セーフティカーが出動した際、後続車がステイアウトする可能性があることを知りながら、リードするポジションからピットに入るべきかどうか、恐ろしい決断を下さなければならなかった」とクリスチャン・ホーナーは振り返る。「ストラテジストのハンナがピットインを勧めてくれたので我々はそうした。そして、マックスが再びルイスを抜き返してくれた」マックス・フェルスタッペンも特に「終盤のセーフティカー中のソフトタイヤへのスイッチは今日僕たちが勝つために大きなキーになった」と称賛した。
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