レッドブルのF1チーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーが、シーズン後半にトロロッソ・ホンダに戻ったピエール・ガスリーを評価。“自信を高めている”と語った。今年、レッドブル・ホンダでシーズンをスタートしたピエール・ガスリーだったが、前半戦で期待された成績を残せずに夏休み明けからトロロッソ・ホンダに降格。
過去に同じようにレッドブルからトロロッソに戻ったダニール・クビアトと同じようにスランプに陥ることも懸念されたが、F1ブラジルGPで4戦連続Q3進出を果たして7番手タイムを記録。調子を取り戻している。ピエール・ガスリーに関して評価するよう求められたクリスチャン・ホーナーは、プレシーズンテストでのクラッシュの影響が大きかったと分析する。「ピエールに関しては、プレシーズンでの2回のアクシデントで劣勢に立たされてシーズンをスタートするのは彼にとって非常に大変だったと思う。そのことが間違いなく彼の自身に影響を与えたと思うし、もちろん、マックスというチームメイトがいることは非常に難しい仕事だ」とクリスチャン・ホーナーはコメント。「ピエールにとって、シーズンの前半は困難だった。もちろん、我々は彼に対するプレッシャーが高まり、世論のプレッシャー、メディアの精査を受けていた。彼をそこから抜け出させて、トロ・ロッソというややプラッシャーの少ない環境に入れるのが正しいと感じた。そして、その切り替え以来、彼は再び非常にいい走りをしていると思う。彼の自信が高まっていることがわかる」「彼はいくつかの非常に強いレースを走りしており、ペースはどんどん良くなっています。彼はあの環境で幸せそうに見えるし、それは良いことだ」