レッドブルのモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、現在の仕事に15年近く従事し、あと4年で80歳を迎えるが、まだ引退する気持ちはないと主張する。76歳のヘルムート・マルコは、90年代からレッドブルのオーナーであるディートリッヒ・マテシッツの右腕であり、有名なレッドブルのジュニアチームの設立も手伝った。
レッドブルのドライバー育成プログラムは、セバスチャン・ベッテル、ダニエル・リチャルド、そして、マックス・フェルスタッペンというトップドライバーをF1グリッドに輩出している2005年以来、モータースポーツアドバイザーの役割でレッドブルの進歩に貢献してきたヘルムート・マルコは、まだ引退を熟考してはいないと語る。「マテシッツと契約があるし、精神的にも肉体的にも仕事ができていると感じている限り、それをやっていくつもりだ」とヘルムート・マルコは Motorsport-Total.com に語った。レッドブルは2013年にセバスチャン・ベッテルとの最後のタイトルを獲得して以来、苦戦を強いられているが、その成功の欠如は自分を前進させているとヘルムート・マルコは語る。「私を駆り立てるのは勝利だ。過去5年間はひどいものだったよ」とヘルムート・マルコは語った。
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