レッドブル・ホンダのF1チーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーは、2020年は初戦からチャンピオンシップ獲得を目指していくと語る。レッドブル・ホンダは、前戦オーストリアGPでマックス・フェルスタッペンが優勝。レッドブルとホンダF1とのパートナーシップにおける記念すべき初勝利となった。
レッドブルは、2013年からタイトルに見放されているが、マックス・フェルスタッペンがレッドブルでワールドチャンピオンを獲得できない理由はないと語る。「マックスは我々にとって大きな資産だ」とクリスチャン・ホーナーはコメント。「我々は彼がワールドチャンピオンのために競うことができるマシンを届けなければならない」「これまで2019年は常に新しいエンジンパートナーとの婚と統合の全体的な移行期だった。現時点では、内部の期待を超えている」「9戦目で我々は勝利を達成し、我々は何度か表彰台を獲得している。それにモナコで2位であったはずだ。マックスは、彼のドライビングでそれ以上のものを届けてきた」「彼は今、F1レースの5年目のステージにおり、ここ12カ月のうちに完成されてきた。彼は今や責任という点でも成熟している。彼がプレッシャーに対応する方法は非常に印象的だった」クリスチャン・ホーナーは、今のレッドブルには“F1で最高のドライバー”“素晴らしいデザインチーム”、そして、メルセデスとフェラーリとのギャップを縮めている“ホンダ”というエンジンパートナーがいると自信をみせる。「エンジンの赤字は2013年以来我々のアキレス腱だった。我々にとって2019年は発展の1年になるだろう。だが、我々の目標は2020年に初めからチャンピオンシップを争うことだ」 ホンダF1も、常に表彰台を獲得するためにはメルセデスとフェラーリのギャップを縮めるためにはF1エンジンをアップグレードしていく必要があると考えており、2020年にF1タイトルを狙える信頼性とパフォーマンスを築いていきたいと語る。ホンダF1のテクニカルディレクターを務める田辺豊治は「予選では他とより大きなギャップがありますし、レースでもまだ遅れをとっています」とコメント。「それは次のステップが予選モードか何かになることを意味します。ですが、それは簡単ではありません」ホンダF1のマネージングディレクターを務める山本雅史も「今後も性能と信頼性の向上とバランスを取り続ける」と語る。「我々はパフォーマンスと信頼性のバランスを取りながら開発を続けていきます。レッドブルをサポートするために今後のアップグレードでもっと改善したいと思っています」F1イタリアGPで投入されるとされるスペック4については「もちろん、来年に向けての見通しも含まれていますが、準備ができたとき 、十分な信頼性とパフォーマンスが得られたと思ったときに使用したいです」と山本雅史は語った。
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