レッドブルのF1チーム代表クリスチャン・ホーナーは、セバスチャン・ベッテルがフェラーリで走ることに対するプレッシャーによって実力を発揮できていないと考えており、F1を引退するとの噂も事実かもしれないと語る。F1フランスGPの予選で、セバスチャン・ベッテルは精彩を欠き、7番グリッドに沈んだ。クリスチャン・ホーナーは、かつでベッテルがレッドブルで見せていたような輝きを発揮することができていないと語る。
「我々と一緒にいたとき、グランプリをリードしているときのセバスチャンはまるでメトロノームのようだった。そのようなポジションにいるときの彼はいつも強かった」とクリスチャン・ホーナーは Press Association Sport にコメント。「最近の彼は明らかに多くのプレッシャーを感じているように見える。まるで圧力鍋のような環境のフェラーリの期待に応えようとしている」「人から最大限を引き出すには適切な環境を提供する必要がある。それはかなり重要なことだ」セバスチャン・ベッテルは今シーズンまでレースに勝っておらず、今年のタイトル候補に再浮上するためには結果を出す必要がある。セバスチャン・ベッテルのF1引退の噂について質問されたクリスチャン・ホーナーは「彼は非常に主体性のある人間だ」とコメント。「彼はF1の歴史のファンだ。誰もがそうであるように、自分がやっていることを楽しんでいるときははるかにうまくやれるものだ」「我々がレッドブルで過ごした年月はいつも非常に楽しいものだった。手強いライバルと激しく戦っていたときでさえ、そこには常に楽しめる要素があった」