レッドブル・ホンダのF1チーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーは、フェラーリの燃料は“グレープフルーツジュースのような匂い”と発言したものの、不正を疑っているわけではないと語る。フェラーリがストレートスピードで大きな優勢性を持っていることが明らかになった後、クリスチャン・ホーナーは「フェラーリのガレージで燃料はグレープフルーツジュースのような匂いがする」と Auto Motor und Sport に語っていた。
しかし、クリスチャン・ホーナーは、その発言はフェラーリの不正を疑ってものではないとし、フェラーリが開発の重要なエリアで非常に優れた仕事をしていると語る。「“疑い”というのはおそらく間違った言葉だ」とクリスチャン・ホーナーは Autosport にコメント。「フェラーリは明らかに良い仕事をしている。今年、特にストレートでは彼らは際立った競争力は発揮しているからね「「もちろん、燃料はそのパフォーマンスの一部であり、彼らは良い仕事をしていると思う」「我々もエクソンモービル(レッドブル・ホンダのサプライヤー)とともにいくつか良いゲインを得ているし、彼らはホンダとのパートナーシップで非常に懸命に仕事をしている」「燃料は制約のない事実上自由でオープンなエリアであるために、開発に関して特に関心のある分野だ。その分野には間違いなく入手可能なパフォーマスがある」昨年、フェラーリの燃料パートナーであるシェルは、フェラーリのエンジンゲインの21%が同社の製品によるものだとの分析結果を発表している。
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