レッドブルの最高技術責任者を務めるエイドリアン・ニューウェイは、マクラーレンが2019年シーズンにむけて造り上げたクルマに感銘を受けていると語る。F1バーレーンGPでは、マクラーレンのカルロス・サインツが接触してタイヤをパンクさせるまでレッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンに攻撃を仕掛けていた。
過去数年間はマシンの空力の理解とパフォーマンス不足に苦しんだマクラーレンだが、今季マシンMCL34は以前よりも競争力のあるマシンに仕上がっているの確かだ。エイドリアン・ニューウェイは、F1バーレーンGPのグリッドでノートを片手にマクラーレン MCL34を間近で観察。マクラーレンと彼らがファクトリーで生み出したものに感銘を受けていると語った。「マクラーレンはシャシーがそれほど良くかったという点で厳しい数年間を過ごしてきたが、今年、彼らはそれを好転させた」とエイドリアン・ニューウェイはコメント。「それはスポーツにとって良いことだ。彼らが良いクルマを生み出したのは確かだ。昨年よりもはるかに良いシーズンを過ごすはずだ」「それがレースで勝利を収めるパフォーマンスを与えることはまずないだろうが、彼らは良いステップを果たしているし、それはスポーツにとってポジティブなことだ」マクラーレンは、F1バーレーンGPでランド・ノリスが6位でフィニッシュし、コンストラクターズ選手権で8ポイントを加算した。