レッドブル・レーシングのF1チーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーは、ピエール・ガスリーがチームでのデビュー戦となったF1オーストラリアGPをポイント圏外で終えたことはあまり心配していないとし、チームに適応するためには時間が必要だと語った。予選ではチーム戦略のミスはあったものの、ピエール・ガスリーは17番手で終了。チームメイトのマックス・フェルスタッペンは4番グリッドを獲得しており、姉妹チームのトロロッソ・ホンダの2台よりも下位に沈んだ。
レースではいくつか順位を上げたものの、同じホンダのF1エンジンを搭載するダニール・クビアトを抜くことができず、ポイント圏外の11位でフィニッシュすることになった。それでも、クリスチャン・ホーナーは、ポジティブなままでいようとしている。「それでも彼は良いレースをしたと思うし、レースで優れたキャチアップを示した」とクリスチャン・ホーナーは Motorsport-Total にコメント。「昨日の彼は少し不運だった。しかし、彼は週末を通してそこまで遅れをとっているわけではなかった」2週間後のバーレーンGPは昨年ピエール・ガスリーが4位でフィニッシュしたサーキットであり、クリスチャン・ホーナーは週末中に運が必要なだけだと語る。「とにかく彼にはクリーンな週末が必要だ。実際、今週末も彼は良いスタートを切った。それに彼のフィードバックはとても優れている」とクリスチャン・ホーナーはコメント。「我々は彼が速いことを知っている。とにかくもう少し時間を与えなければならないし、彼はそれに対処できるはずだ」ピエール・ガスリーは、予選結果がレース全体に影響を与えたと語る。「FP3まではすべてがうまくいっていたし、ペースはあった。クルマに対するフィーリングは良くなっていたし、マックス(フェルスタッペン)と比較しても似たようなペースがあった」とピエール・ガスリーはコメント。「でも、Q1でノックアウトとなったことで、残念ながら、予選とレース全体に影響してしまった」ダニール・クビアトを抜けなかったことに関しては「このようなトラックでトップ10に戻るのは難しいことはわかっていた」とピエール・ガスリーは述べた。
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