レッドブルのモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコが、今年からトロロッソに加え、レッドブル・レーシングともパートナーシップを組むことになったホンダについて語った。「まず、レッドブルは自動車産業を代表するビッグブランドであるホンダと協力できることを非常にうれしく思っている。ホンダはF1だけでなくMotoGPもサポートしているし、とても若々しく将来を嘱望されるフォーミュラドライバーがヨーロッパで活躍している」とヘルムート・マルコはコメント。
「今シーズン、我々はとてもよく準備できていると思います。それはホンダのサポートと、トロロッソでの経験がある。ですので、まったく新しい状況ということはない。昨シーズンのトロロッソとホンダがどのような状況だったのかについて理解を進めているし、今シーズンに向けてすべてを綿密に準備を進めています。現在はテストを終え、信頼性も良く、今シーズンに向けた展望が望めると思っている」ホンダとのタッグについては「これまで我々はセミワークスチームと呼ばれる体制で15シーズンに渡ってF1に参戦し、大きな成功を収めてきた」とコメント。「ホンダとのコミュニケーションは良好だし、我々からの『どんなエンジンであるべきか』といった提案を聞いてもらい、マシン開発に貢献してもらっている。ホンダとのコミュニケーションは良好で、とてもいい関係が築けていると思う」「双方でアイデアを出し合いい、ホンダ側も我々が抱えるであろうシャシー面の課題にも対応してくれている」