レッドブル・レーシングは、フェラーリのF1パワーユニットの疑惑を指摘している人たちの輪には加わっていないと主張する。2014年にF1にV6ターボパワーユニットが導入されて以降、メルセデスのF1エンジンがトップの座に君臨してきたが、今年はフェラーリのF1エンジンがメルセデスを上回っている。
フェラーリは、F1パワーユニットからより多くの電力を得るために、巧妙ではあるが、議論の余地のあるシステムを考案したとされている。メルセデスは、フェラーリのF1パワーユニットの合法性に懐疑的な見方をしている。「それが事実だと言っているわけではないが、評判を危険にさらすようなことを誰かやっていたとしても、それを取り締まる可能性はほとんどない」とメルセデスのチーム代表トト・ヴォルフはコメント。「非常に複雑なテクノロジーだ。あらゆる懐疑主義やパラノイアがF1には存在しており、我々は人々や組織の完全性を信頼しなければならない。我々はそうしている」「我々はFIAを信頼しえちるし、我々のライバルを信頼している。それが我々が日曜日に競争できる唯一の方法だからだ」だが、レッドブルのモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、フェラーリではなく、疑惑を投げかけているメルセデスに疑問を呈している。「メルセデスは4年間ベストなエンジンを持っていたが、今はフェラーリがベストなエンジンを持っている」とヘルムート・マルコは Auto Bild にコメント。「彼らはそれを受け入れるべきであり、内輪の恥を外にさらけ出すべきではない。レッドブルはそのような噂の輪に加わるようなことはしない。我々はエンジン開発を含め、セバスチャンの実力をわかっている」「彼はフェラーリがメルセデスを抜いたことを確認した」「現在、メルセデスが勝つために常に運が必要だ。全てが普通に進めば、フェラーリが前にいる」
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