レッドブルは、2018年のスロースタートを避けるために来季マシン『RB14』の設計プロセスを通常よりも前倒しで行っていることをダニエル・リカルドが明かした。ダニエル・リカルドは、シーズン開幕はスローなスタートを切り、後半戦になってからペースを上げてくるレッドブルの悪しき習慣を憂えていた。
ダニエル・リカルドは、レッドブル・レーシングが2018年に早めにスタートを切ることが、より一貫性があり、耐久性のあるパフォーマンスを実現させることに役立つことを期待している。「チームに加入して以来、ずっと僕たちのシーズンのスタートは遅いと感じていた。そのような計画されているわけではないし、正確な理由はわからない。僕たちは間違いなく強くなっているし、どんどん良くなる傾向にあるのは素晴らしいことだけど、もっと良いスタートを切りたい。何が答えかはわからないけどね」とダニエル・リカルドはコメント。ダニエル・リカルドは、チームのデザイン部門が早めにプランニングを進めていたと信じているが、レッドブルはさらに念を入れて、通常よりも早くに2018年の開発プログラムを開始したことを明らかにした。「僕たちはいつも来年のクルマを十分に速くスタートさせていたと感じているけど、十分に早かったわかではないかもしれない。来年にむけて、今年よりも前倒しで行われていることを僕は知っている」「メルボルンで表彰台に上がることが意図されているわけではないけど、僕にとっては他のレースよりもその意向は強い」