レッドブルは、トルコGP以降もダブルディフュザーを引き続き使用すると主張する。プルロッド式リアサスペンションを採用するRB5は、リア部分の大きな改良が必要だったため、ダブルディギフューザーの装着は、多くのライバルより遅れをとった。モナコGPでダブルディフューザーを搭載したレッドブルだが、セバスチャン・ベッテルとマーク・ウェバーは、ストリートサーキットでのパフォーマンスに苦しんでいるようにみえた。
セバスチャン・ベッテルは、レース序盤にソフトタイヤで大きくペースを落とし、その後、サン・デボーでクラッシュし、レースをリタイアした。レッドブルのチーム代表クリスチャン・ホーナーは、モナコGPにRB5の特性は合わないと予想していたと語り、新しいディフューザーを非難するのは間違いだと語る。「ディフュザーはマシンにエアロパフォーマンスを与えた」とクリスチャン・ホーナーは主張する。「イスタンブールとシルバーストンに行くのが楽しみだ。理論的にそれらのサーキットは我々のマシンに特性にあっているだろう」
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