レッドブルのチーム代表クリスチャン・ホーナーは、F1中国GPでのワン・ツー・フィニッシュでの初優勝を終え、チームには“無限の可能性がある”と喜びを語った。「開幕2レースは表彰台を獲得できなくてフラストレーションが溜まったけど、我々は現在しっかりとスコアボードの上にいる。我々にとって、ブレイクスルーとなる結果だ。シーズンはこの先長いが、両方のドライバーに競争力があることがわかったし、無限の可能性があると思う」
エイドリアン・ニューウェイ率いるレッドブルのデザインチームは、すでにダブルディフューザーの開発に取り組んでいる。「マシンは高速コーナーでとても優れていた。素晴らしいエアロパッケージが得られた。レギュレーションで明確になった今、我々はより多くの開発ステップを進めているし、より多くのパフォーマンスを得られることは分かっている」ホーナーは、危険な状況とセーフティカーにより中断にも関わらず、ピットレーンでは穏やかなままでいたと主張する。「実際、とても穏やかだったよ。我々には序盤のチャンスでレースを決めるという明確な戦略があった」「ジェンソンにまだピットストップがあるとわかっているのに、セバスチャンが彼をオーバーテイクしたときは、口から心臓が飛び出しそうだったよ。彼らはマシンにとても自信を持っていたし、素晴らしいペースとバランスがあった。そして、今日はとてもうまく戦略が機能していた」ベッテルとウェバーは軽い燃料でポールポジションと3番グリッドを獲得したが、ホーナーは雨が降らなくても勝利が可能だったと考えていた。「ドライだったら、3ストップでストップウォッチと戦っていただろうね」「我々は最初のスティントで本当にアグレッシブな戦略を選んだし、ペースがあると考えていたので、最後のピットストップで彼らを打ち負かすことができると思っていた」「昨日のQ2を見て、燃料量にしてもタイヤにしても競争力があった。だから、我々はサイコロを転がして、やってみることに決めた。そして、両方の状況が成果をあげた」
全文を読む