レッドブルは、F1中国GP予選で、セバスチャン・ベッテルが1番手、マーク・ウェバーが3番手だった。セバスチャン・ベッテルが素晴らしい走りで見事ポールポジションを獲得した。午前中のフリー走行でリアサスペンションにトラブルを抱えたベッテルは、マシンの走行を抑えるためにQ2とQ3をなんとワンラップのみのアタックに限定した。
しかし、その両方でトップタイムを見せるという驚異的な走りを見せ、ポールポジションを獲得。ベッテルにとっては、昨年のイタリアGP以来のポールポジション、そしてレッドブル・レーシングにとっては、チーム初のポールポジション獲得となった。レッドブルは、マーク・ウェバーも3番グリッドを獲得。ブラウンGPの連勝を止めることができるか注目したい。セバスチャン・ベッテル (1番手)「最高にハッピーだ。信じられない。ギリギリだったよ!各予選セッションで1回しか走らなかったが、ご覧の通りそれ以上は必用なかった。でも、簡単な予選じゃなかった。クルマに問題があったので、走行を最小限に抑えなければならなかった。でもクルマは本当に速かった。マークは各セッションで2回の走行を行い、常に上位につけていたのでぼくは何も心配する必用はなかったが、それでもたったの1周なのでミスは許されなかった。でも最終的にはポールポジションだったので、本当にハッピーだ!午前中は理想的なセッションではなかったが、午前中が良くなかった分だけ予選が良かったのかもしれないね!夜通し頑張って作業を続けてくれたメカニックたちに心からありがとうと言いたい。ミルトンキーンズのファクトリーのメンバーにも感謝している。やったよ!明日が楽しみだ。長丁場のレースなので、どうなるかはまだ分からないが、最高のスタートポジションを手に入れることができた」マーク・ウェバー (3番手)「最高の予選結果だ!チームは特にここ数週間本当に頑張ってくれた。2台揃ってフロントローに並べれば良かったが、フェルナンドも良い予選を戦った。最後はもっと接戦になることを予想していたが、明日の燃料搭載量がどうなるかはまだ分からないからね。とても良い予選が戦えたと思う。Q2はクルマが好調でグリップも良く、力強いパフォーマンスができた。新人(セブ)を手こずらせるためにできることは何でもやっている。お互いに激しくプッシュしあっている。それが上手くいってるんだよ!」 クリスチャン・ホーナー (チーム代表)「素晴らしい結果だ。セバスチャンが最高のパフォーマンスでチーム初のポールポジションを獲得した。計算した戦略通りに走り、それが報われて明日は前に誰もいないポジションからのスタートだ。最高の場所だよ!今週末はマークも絶好調だ。今日のチームのパフォーマンスも、この日のためにチームが頑張ってきてくれたことに関しても、本当に嬉しく思っている。ここ上海にいるメンバーだけではなく、ミルトンキーンズのファクトリーのメンバーも本当に良く頑張ってくれた。チームの全員が本当に頑張って仕事に取り組んできた。これをレースの結果に繋げなければならない。明日が勝負だ!」 ファブリス・ロム (ルノー・プリンシパルエンジニア)「素晴らしい、1位と3位という最高の予選結果だ!色々と政治的な問題はあったが、今重要なのはレースだけだ。良いグリッドポジションを手に入れることができて良かった。トップ3にルノーエンジンが入っているので、ルノーにとっても素晴らしい日だ」
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