FIAが頭部保護デバイスとして“ハロー”を選択したことで、レッドブルは“エアロスクリーン”の開発を一旦保留としたが、将来にむけてさらに開発していくことについては前向きなままだ。レッドブルが独自に開発したエアロスクリーンが採用されなかったのは、FIAのクラッシュテストにおいて、衝撃に振られたダミーの頭部がスクリーンに接触したことが問題だった Auto Motor und Sport が報じている。
報道によると、レッドブルはすでにエアロスクリーンに25万ユーロ(約3000万円)を費やしているという。FIAは、レッドブルに開発を継続するよう促したが、レッドブルのチーム代表クリスチャン・ホーナーは、今のところエアロスクリーンの開発は後回しにしなければならないとの述べた。「現在、我々にはあまりに多くの他のプロジェクトがある」とクリスチャン・ホーナーは述べた。「2016年と2017年のクルマに取り組んでいる。また、幅広のピレリタイヤをテストするクルマも、8月の第1週までに用意する必要があるので手一杯だ」関連:F1:『ハロー』が2017年のコックピット保護デバイスに決定
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