レッドブルが、2016年にルノーからエンジンを購入し、そこに自分たちのブランド名を冠して使用すると報じられている。レッドブルは、ルノーと2016年まで締結していた契約を中途で解約したことが明らかとなっているが、それとは別に、2016年にルノーのエンジンを購入することで合意に達したとみられている。
Autohebdo によると、ルノーのカルロス・ゴーン、とうとうレッドブルへのエンジン供給を承認して間もなく正式発表が行われ、F1を賑わしていた論争が集結するという。レッドブルでは、それをベースにイルモアエンジニアリングのマリオ・イリエンや、オーストリアのエンジン専門メーカーであるAVL社の協力を得て、独自のERSを組み合わせるのではないかと言われている。この噂が強まった背景には、レッドブルがルノーの最新スペックのパワーユニットを来週のF1ブラジルGPで使用することになりそうだというニュースがある。ルノーの最新版エンジンは、すでにF1アメリカGPの時点で用意されていたが、レッドブルは、アメリカ、メキシコと2戦連続でグリッド降格ペナルティーを受けることを考慮し、新エンジンを使用してこなかった。しかし、そのエンジンは、2016年にルノーから購入するノーブランドエンジンの基本型となるとみられており、急遽テストするという方向性に向き始めたという。レッドブルのモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは「ブラジルでは、少なくとも1台には新しいバージョンのエンジンを搭載することになるだろう」と Speedweek に語っている。
全文を読む