レッドブルは、セバスチャン・ベッテルがフェラーリでのキャリアを25日(火)にスタートしたのは契約違反だと述べた。 レッドブルでの最後のグランプリを終えてから数日後、セバチャン・ベッテルはアブダビテスト初日に、私服姿ではあるが、フェラーリのガレージに姿を見せた。セバスチャン・ベッテルは、パット・フライを含むエンジニアと話しており、フェラーリのヘッドフォンをつけて2015年のチームメイトとなるキミ・ライコネンのテストを見守った。
セバスチャン・ベッテルは、今週のヤス・マリーナでレッドブルがフェラーリをテストすることを許可しなかったことに不満そうな様子を見せていた。 「レッドブルのエンジニアたちは急に僕がフェラーリに秘密をごっそり持ち込むんじゃないかと思ってパニックになったんだろう」とセバスチャン・ベッテルは述べていた。セバスチャン・ベッテルが、予定よりも早くドライビング以外の仕事をフェラーリで開始したのはそれに対する仕返しだったのかもしれない。しかし、レッドブルのヘルムート・マルコは、厳密にはセバスチャン・ベッテルの行為は契約違反だと指摘した。 「法的にはOKではない」とヘルムート・マルコは Auto Bild に述べた。「だが、私はまったく気にしていない」 それはおそらく、セバスチャン・ベッテルがだいぶ前から2015年のレッドブルの計画から締め出されていたからからだろう。 「もちろん、ドライバーが通常知り得る将来的な開発情報はある」とレッドブルのチーム代表クリスチャン・ホーナーは Servus TV に述べた。「F1はあまりにも競争的なビジネスなので、ドライバーが別のチームに持ち込める情報というのは一定量ある」 「だが、セバスチャンは非常にプロフェッショナルだ。彼は、我々に新車についてそれほど多くのことを尋ねなかった」
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