レッドブルのオーナー、ディートリッヒ・マテシッツは、レッドブルが上限なくF1にコミットするわけではなく、受け入れられるものには限度があると警告した。レッドブルは、燃料センサー騒動によるダニエル・リカルドのF1オーストラリアGPでの失格についてFIAに異議を申し立てている。ディートリッヒ・マテシッツは「冬季テストの最初からFIAのセンサーが不正確な数値を示していたのは事実だ」と Kurier にコメント。
「我々は制限内だったことを証明できる」以前、ディトリッヒ・マテシッツは、F1がレッドブルが企業として求める経済的価値をもたらさないのであれば、F1から撤退する覚悟があると述べていた。今回の騒動について、ディトリッヒ・マテシッツは「経済的意味があるかどうかが問題なのではなく、競技的価値や政治的影響などといったことがより大きな問題だ」と述べた。「我々は全てを手にしているが、こういった問題において、我々の立場で受け入れられるものには限度がある」また、ディトリッヒ・マテシッツは、環境に優しくコンパクトで、静かで効率的な“パワー・ユニット”が導入されたF1新時代に対しても不満を表明した。「F1は、かつての姿、究極の鍛錬に立ち返るべきだ」「F1は燃料消費の新記録を打ち立てるためにあるのではないし、タイヤの軋む音やレース中にささやき声で会話できるようにしたりすることが最大のスリルではない」「去年よりも1秒遅く、わずかな予算しかないジュニアシリーズのGP2とF1が同じくらい速いというのも馬鹿げている」だが、ディートリッヒ・マテシッツは、たとえ自分が“新しい”F1を気に入らなとしても、レッドブルは2014年にメルセデスに追いつくための戦いをあきらめないと述べた。「我々はパートナーのルノーともに24時間体制で働いており、今後2〜3週間で再び大躍進を遂げるつもりだ。まだ18戦残っている。我々は巻き返す」
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