レッドブルが、姉妹チームのトロ・ロッソに助けを求めていることが明らかになり、シーズン開幕前のレッドブルの危機的な状況が浮き彫りになっている。Autosprint は、レッドブルがERSシステムと連動したブレーキ・バイ・ワイヤ技術による新しいブレーキについてトロ・ロッソに援助を求めたと報道。「レッドブルが他チームのシステムを使いたいという事実は、レッドブルの他の問題のサイズについて多くを物語っている」と同紙は報じた。
それよりも大きな問題のひとつとして、ターボラグの問題がある。「ターボラグに苦戦している。アクセルを踏んでもパワーが届かない」とヘルムート・マルコはコメント。「それは突然起こる。ホイールがスピンし、マシンがスライドしてスピードを失ってしまう。メルボルンまでに状況を改善するため、我々はルノーと昼夜を問わずテストベンチで取り組んでいる」だが、ワールドチャンピオンのセバスチャン・ベッテルは、来週末の開幕戦で奮闘することになると考えている。「半分のドライバーが完走できないことになれば、いくつかポイントを獲れるかもしれない」とセバスチャン・ベッテルはコメント。「現時点で僕たちにはペースよりも解決しなければならない大きな問題がある」
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