レッドブルは、ライバルよりも10日間遅れていると考えており、開幕戦にむけて劣勢に立たされていることを認めている。レッドブルのチーム代表クリスチャン・ホーナーは、バーレーンテスト2日目を終えて「テスト10日目だが、我々は10日間遅れていると思う」とコメント。「我々には2日間しか残っていない。ダニエルがだいぶポジティブな一日を過ごしたし、ロングランとショートランを走った。それは前進であり、初めてパフォーマンスに目を向けることができた」
「我々には良いシャシーがあると全幅の信頼を置いている。メルボルンに挑むものから最大限を引き出し、以降のレースでそれを発展させていくだけだ」ルノーのパワーユニットを搭載する全4チームがテストで苦しんでいるが、クリスチャン・ホーナーは状況は変わっていくと自信をみせている。「まだ非常に早い段階だ。我々はルノーを信頼している。我々の成功の全ては彼らと勝ち取った。ヴィリーには非常に賢い人材がいるし、彼らは問題を解決してくれると確信している」レッドブルとルノーがなぜ準備ができなかったかについてクリスチャン・ホーナーは「おそらく今年のクルマのスタートは他チームよりも遅かった。我々は去年のチャンピオンシップをプッシュしていたからね」とコメント。「クルマをパッケージングし、最適化しようとしているときには、少し限界を超えてしまい、立ち戻らなければならないこともある。それがテストで重要なことだ」「やらなければならないことはたくさんあるし、まだ我々が劣勢なのは確かだ。だが、我々は追いつくために懸命に頑張っている」この発言の後に迎えたテスト3日目。レッドブルは再びマシントラブルが発生し、1周も完了することができなかった。