レッドブルは、RB10に“重大”な不具合はないと主張する。レッドブルは、ヘレステストで見舞われたRB10の慢性的なオーバーヒート問題を取り除くための解決策に取り組んでいる。ヘレスでは、ライバルのメルセデスやフェラーリが多くの走行距離を重ねる一方で、レッドブルは4日間でわずか21周しか走ることができなかった。
だが、そのような状況にもかかわらず、レッドブルのチーム代表クリスチャン・ホーナーは、問題を解決するために必要な仕事はそれほど多くはなかったと述べた。「我々として強化する必要があることはいくつかあったが、重大なものはなかった。もちろん、ルノーにも強化しなければならない問題はいくつかある」「しかし、このような非常に複雑なクルマは、小さな問題が大きな故障を引き起こすものだ」来週のテストはより暖かいバーレーンで行われるため、レッドブルには問題を解決するための時間的なプレッシャーに直面している。今後2つのバーレーンテストの後は、開幕戦オーストラリアGPまで2週間以内となる。クリスチャン・ホーナーは、状況について不安はないが、レッドブルはバーレーンではヘレスよりもうまくやる必要があると認める。「もちろん、やらなければならないことはかなりあるが、開幕戦まではまだ多くの時間がある」「来週のバーレーンテストは重要なテストだし、ルノーとミルトンキーンズで全員が非常に懸命に作業している」「またヘレスのような週は過ごしたくないが、それがテストというものでもある。レースで問題を抱えないように解決するのがテストだ」