レッドブルのチーム代表クリスチャン・ホーナーは、キミ・ライコネンの高年俸は、セバスチャン・ベッテルのチームメイト決定における要因にはならないと述べた。「もちろん、財政は常に要因ではあるが...コンストラクターズ選手権での1位と2位、2位と3位と4位の差はかなりの額になる」とクリスチャン・ホーナーはコメント。
「なので、正しい決断せず、コンストラクターズポイントを獲得できなければ、いずれにせよ財政的な要素に影響は出てくるだろう。なので、我々の決定にはあまり要因とはならない」クリスチャン・ホーナーは、誰がマーク・ウェバーの後任を務めるかの決定は、8月の夏休み後になるだろうと述べた。「過去数週間にわたって興味深い志願者もいたが、基本的に我々はまだ同じドライバーを見ている」とクリスチャン・ホーナーは述べた。キミ・ライコネンは、パドックで最も高い報酬を得ているドライバーのひとりだが、2011年にF1デビューを果たしたばかりのダニエル・リカルドは、ブダベストにも格安航空会社で移動するレッドブルの育成ドライバーの一員だ。先週のシルバーストンでレッドブルのマシンをテストしたダニエル・リカルドは、内容に満足していると述べているが、レッドブルは、マーク・ウェバーの後継者には堅実にチャンピオンシップポイントを稼げるドライバーを探している。「ダニエルがここまで示したものは非常にポジティブだ」とクリスチャン・ホーナーはコメント。「キミの品質は、それ自身が物語っている。彼には証明された実績がある。キミの証明書を疑うことはできないだろう」「我々は、来年クルマに乗せられるなかで2人の最速で最強のドライバーが欲しい。ダニエリとキミの二人ともとても良いオプションを示していると思う」クリスチャン・ホーナーは、セバスチャン・ベッテルが選択には口を出していないと述べた。ジャン・エリック・ベルニュは、実質、候補者から除外されている。「この段階では、彼にとってはあまりに早いと思う。シルバーストンでダニエルを見ることを選んだのはそれが理由でもある」「彼(ベルニュ)はF1のシートに値すると思っているし、彼がレッドブルで成功しないのであれば、トロ・ロッソで続けることに論理的な意味があるだろう」