レッドブルは、F1イギリスGPの予選で、マーク・ウェバーが2番手、セバスチャン・ベッテルが4番手だった。マーク・ウェバー (2番手)「ここで初めてレースに出場したのは1995年だから、このコースは何度も走ったことがある。今日はコンディションも不安定で、接戦の予選だった。こういうコンディションだとクルマの扱いも難しいんだ。どのセッションでも走るたびに1周のタイムの差が5,6秒出た。路面に沢山水が溜まっていて、アクアプレーニング現象が起きていたんだ」
「うまく行った時は良いタイムもでてハッピーだった。Q3は全てを賭けた。鼻先の差でアロンソに負けてしまったが、自分の予選ラップに悔いは無いよ。全力を尽くしたし、それに値するフロントローの結果だからね」セバスチャン・ベッテル (4番手)「大変な1日だったよ。今、また雨が降り出したね。明日も同じような天気になると思うで、どうなるだろうね。長いレースだからね。トップグループなので良かったよ。今日は難しかったし、結局はコンディションがベストの時に1周走れただけだった。もう少し良いタイムが出せても良かったけど、しかたがないね。赤旗を出したのは正しい判断だと思う。観ている人達には申し訳なかったけれども、天気はコントロールできないからね」クリスチャン・ホーナー (チーム代表)「今日はすごいコンディションだった。まず最初に、このひどい天気の中、3時間も座ってくれていた観客の皆さんに感謝したい。Q2を中断したのは正解だったと思う。我々の順位とは無関係だ。アクアプレーニング現象を起こす危険な状態だった。我々はQ3まで進出することができ、最終的には2位と4位で予選通過することができた。チームにとっては、非常に力強いリザルトだ。マークはもう少しでポールポジションを獲得できるところだったが、あのアタックの最後にちょうど雨脚が激しくなり、雨のせいで10分の数秒をロスしてしまった。しかし、Q3の最後に素晴らしい予選ラップを見せてくれたと思う。セバスチャンも4位ですぐ後ろに付けている。明日のレースは今日ほどのウェット・コンディションじゃなければいいと思っている」シリル・デュモン (ルノー)「難しい予選セッションだった。こういうコンディションだと得をするより損をすることの方が多いし、1周をまとめるのが難しいものだ。マークはとても良い仕事をして、もう少しでポールポジションだった。セブは4位からのスタートだ。今日のコンディションを考えると、2位と4位からのスタートならば上出来だと思う。明日は長いレースになる。特に天気予報の通りに、また雨になったら長いレースになるだろう。エンジンに関しては、前回のレースのオルタネータの問題を見直したので、明日は問題がないことを願っている」関連:F1イギリスGP 予選:フェルナンド・アロンソがポールポジション
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