レッドブルのモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、マーク・ウェバーが2011年以降レッドブルに留まらないようであれば、トロ・ロッソのドライバーが昇格する可能性があることを認めた。レッドブルは最近、セバスチャン・ベッテル、クリスチャン・ホーナー、エイドリアン・ニューウェイといったチームのキープレイヤーとの契約を延長したが、マーク・ウェバーに関してはパフォーマンスとモチベーションを評価するまで契約更新を見合わせている。
現在、ハイメ・アルグエルスアリとセバスチャン・ブエミはトロ・ロッソでの生き残りを賭けて争っている状態ではあるが、レッドブルのF1シートの最有力候補でもある。「そのように設計されている」とヘルムート・マルコは、レッドブルの育成プログラムを説明。「我々はデビッド・クルサードが引退した3年前にセバスチャン・ベッテルとしたようなことをやろうとしている」だが、ヘルムート・マルコは「もちろん、自動的にそうなるわけではない」と主張。「ドライバーにプロとしての全ての必要条件が揃っていなければ、彼らにレッドブルで走るチャンスを提供するつもりはない」