2026年F1シーズン序盤、アルピーヌがコンストラクターズランキングで5位につけるなど存在感を強めている。レーシングブルズのチーム代表アラン・パーメインは、この躍進を「驚きではない」と受け止めている。2025年に開発を早期打ち切りして2026年マシンに集中した戦略が結実した形であり、ピエール・ガスリーの安定した入賞も含め、すでに昨季の総得点に迫る勢いを見せている。
一方でレーシングブルズは、昨季の開発方針の影響からやや出遅れたと認めつつ、巻き返しに自信を示している。アルピーヌの躍進は想定内アラン・パーメインはアルピーヌのパフォーマンスについて、事前に予測していたものだと語る。「正直に言って、アルピーヌが驚きだとは思っていない。我々は彼らがメルセデスのエンジンに切り替えることを知っていたし、強くなるだろうと予想していた」「彼らは昨年ほとんど開発を行わず、最下位になることを受け入れた。その代わりに2026年のマシンにすべての時間を費やした。だからこそ、良い仕事をして速さを手に入れている」日本GPでの走りも、その実力を裏付けるものだったと指摘する。「ピエールがレースのほとんどでマックス・フェルスタッペンの前を維持していたのを見た。それは彼らのマシンが本当に競争力を持っている証拠だ」レーシングブルズは不安定な立ち上がりレーシングブルズは開幕からやや波のある戦いを続けている。予選ではオーストラリアで5番手、中国で8番手、日本で7番手とばらつきがあり、リアム・ローソンとアービッド・リンドブラッドの2人で合計14ポイントを獲得している。パーメインは、現在の立ち位置について次のように説明する。「我々は、戦っている他チームと比べると昨年の代償を払っている部分がある。昨年は長く開発を続けていたから、少し後ろからスタートすることになると予想していた」その一方で、マシンの基礎性能には手応えがあると強調する。「マシンは良く機能していて、厄介な特性もない。単純にダウンフォースがさらに必要で、それが今取り組んでいる部分だ。多くの点で昨年のクルマに似ていて、多くのサーキットでうまく機能していた」さらに、各レースから得た知見が今後に生きると語る。「メルボルンでなぜ良かったのかは理解しているし、それが今後のレースに役立つはずだ。モントリオールは昨年苦戦したが、その理由も把握していて対策を進めている」アップデートで巻き返しへ中東ラウンドの欠場により、チームは開発に集中する時間を確保できている。マイアミとモントリオールでは大規模アップデートが予定されており、それに加えてシーズンを通じて小規模な改良も投入される見込みだ。こうした開発計画は、中団争いを維持するうえで重要な鍵となる。アルピーヌ・ハース・アウディとの直接対決レーシングブルズが現時点でターゲットとしているのは、アルピーヌ、ハース、そしてアウディの3チームだ。「夏休みまでのプランはすでにある。そのグループの中にとどまれると確信しているし、さらに競争力を高められる可能性もある」一方でトップチームとの差は依然として大きい。「トップとの差を縮めて表彰台を争うのは簡単ではない。それでも我々はプッシュし続け、できる限りのことをしていく」
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