ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズ(VCARB)は、エンドツーエンドのオブザーバビリティ(可観測性)およびセキュリティ分野のリーダーであるDynatraceと提携。2025年のレースシーズンより、DynatraceがVCARBチームの公式オブザーバビリティおよびパフォーマンス分析テクノロジーパートナーとなることを発表した。
ミリ秒単位の差が勝敗を左右するモータースポーツにおいて、コンテキスト化されたリアルタイムのデータはレースを「反応型」から「予測型」へと変える。これにより、チームに競争力を与え、表彰台での成功とマシンの故障という対照的な結果を生み出すことになる。AIを活用したDynatraceのオブザーバビリティ(可観測性)および分析プラットフォームは、F1チームの運営に必要な膨大な相関データポイントの観測、監視、分析方法を変革し、複雑なパフォーマンス課題に対し、より正確かつ信頼性の高い対応を可能にする。DynatraceのAI技術は、グローバル企業がデータから有意義なリアルタイムインサイトを引き出すよう支援する。Dynatraceは、レースシーズンを通して、コース上およびコース外で、ビークルダイナミクス(マシンの動き・性能)、ドライバーのパフォーマンス、レース最適化に関するインサイトをVCARBに提供する。VCARBの最高経営責任者(CEO)であるピーター・バイエルは、次のように述べている。「F1では1ミリ秒が勝敗を分けます。Dynatraceを導入することで、比類ないインサイトと分析が可能になり、チームの競争力を高めるパフォーマンス向上につながります。DynatraceのAIに関する専門性と、最先端のオブザーバビリティテクノロジーは、VCARBが卓越性を追求し、勝利への情熱を完璧に補ってくれます」Dynatraceの最高マーケティング責任者(CMO)であるLaura Heismanは、次のように述べている。「VCARBとDynatraceは、ともにパフォーマンスにこだわりを持つという価値観を共有し、技術革新の限界を押し広げることを目指しています。このパートナーシップを通じて、VCARBが保有するデータを、ドライバー、エンジニア、レース戦略担当者が重要な局面で勝利につながる決断を迅速に下すための資産にすることができるようになります。Dynatraceが世界中の顧客をサポートしているのと同様に、VCARBにも大きな成果をもたらすことを楽しみにしています」ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズ・フォーミュラワン・チームについて370回以上のレース出場を重ね、現在も記録更新を続けるレッドブルのイタリアF1チームであるビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズ(VCARB)は、2006年以来、モータースポーツ競技に一貫して参加している最も重要なチームのひとつ。スクーデリア・トロ・ロッソとして設立され、未来のチャンピオンをスターティンググリッドに送り出すことを使命としてきたVCARBは、F1などのレースや世界選手権を制した世代のドライバーたちのトップレベルのキャリアの出発点となったチーム。2020年にスクーデリア・アルファタウリに改称した後もその成功は続き、初シーズンのイタリアグランプリで優勝を果たした。生まれ変わったビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズ・チームはそのミッションをモータースポーツ界最高峰の賞の獲得へと広げ、モータースポーツの頂点における戦いの新たな時代に突入している。DynatraceについてDynatrace (NYSE:DT)は、世界中のソフトウェアを完璧な状態で運用するために存在する。Dynatraceのエンドツーエンドプラットフォームは、広範で深いオブザーバビリティ(可観測性)と継続的なランタイムアプリケーションセキュリティをDavis(R) ハイパーモーダルAIと組み合わせ、膨大なデータから得られる“答え”とインテリジェントオートメーションを提供する。企業のイノベーションを支援、クラウド運用の近代化(モダナイゼーション)と自動化を実現し、より迅速かつ安全にソフトウェアを提供して、完璧なデジタル体験を可能にする。世界有数の大手企業が、Dynatrace (R)プラットフォームを信頼し、デジタルトランスフォーメーションの推進のために活用している。
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