RB F1チームのビークルパフォーマンス部門責任者を務めるギヨーム・デゾトゥーが、2024年F1シンガポールGPの予選を振り返った。ここ数戦では苦戦が続いていたRBだが、シンガポール市街地コースでは競争力を見せており、角田裕毅がQ3に進出して8番グリッドを獲得。ダニエル・リカルドはQ1敗退となり16番手だった。
「Q3進出! 堅実な金曜日に続き、エンジニアリンググループは、車のバランスを最適化し、ソフトタイヤの性能を最大限に引き出すための細かい変更に集中した」とギヨーム・デゾトゥーはコメント。「予選セッションにおけるチームのパフォーマンスは全体的に堅調で、このトラックのある意味で我々の車の競争力を証明した」「裕毅は安定したラップタイムを刻み、Q2、そしてQ3へと進み、8番手で予選を終えた。これは明日のレースに向けて良いスタートポジションだ」「ダニエルに関しては、ペースはほぼ同じだったが、いくつかのコーナーでブレーキングの限界を見つけるのが難しく、コンマ1秒差でQ2進出を逃した。この接戦では細かい部分がすべてを左右するため、この限界をよりよく理解する必要がある」「今夜は明日のレース戦略とタイヤの使い方について、さまざまなオプションを検討し、コンストラクターズ選手権での順位を守るためにポイント獲得を目指したい」
全文を読む