RB F1チーム代表のローラン・メキースは、チームがさらに上位を争うためには「大幅」な改善が必要だと強調した。今季の14戦を終えた時点で、RBはコンストラクターズ選手権で6位につけている。獲得した36ポイントは、昨年の8位という順位を上回る数字だ。そのうちの22ポイントは角田裕毅が獲得した。
メキースは、レーシングニュース365のインタビューに応じ、さらなる前進を果たす前に、根本的なマシンの改良が必要だと述べた。「こう言わせてほしい。改善できることは何か? マシンの下の部分は、まだ大幅な改良が必要なのは明らかだ」「チームの皆がレース週末に全力を尽くし、エネルギーを注ぎ、協力し合い、正しい方向性でマシンを少しずつ改善し、ポイントを獲得してくれたことは素晴らしい」「我々には、現在戦っている場所、あるいはそれ以上の場所で戦うための十分な基盤があるだろうか?おそらく、ない。だから、それを構築する必要がある。ここ数戦は良い教訓となった」「皆が戻ってくるだろう。ハースはそれほど速くないし、ザウバーもそれほど速くない。ウィリアムズは間違いなく復活するだろう。なぜなら、おそらく彼らは我々と同じような道のりを歩んでいるからだ。彼らはおそらく2年目で、我々は1年目だが、同じような道のりだ」「だから、大幅に改善する必要があるのはそこだ。そして、レースのプレッシャーと同じくらい、中期的な目標に焦点を当て続ける必要がある」RBの苦い思い出RBはバルセロナで大幅なアップグレードを投入したが、新しいパーツはパフォーマンスを発揮できなかった。メキースは、開幕6戦で2回7位に入ったチームのシーズン序盤の成績は、チームが何を達成できるかを痛感させるものだと付け加えた。「困難な瞬間を振り返ると、バルセロナでのアップデートには明らかに問題があった」とメキースはコメント。「我々は非常に好調なレースを続けていたので、パフォーマンスを向上させたいと思っていたが、実際には向上させることができなかった」「しかし、それはまさに最初の1か月間について忘れてはならないことだ。より強固な基盤を築くことによってのみ、速さと安定性を実現できるという、苦いながらも必要な教訓だ」「だからこそ、こうした複雑な瞬間や厳しい瞬間を一緒に乗り越えるのは良いことだ」「たとえライバルたちが確実に追い上げてきているとしても、我々は今年後半に反撃するチャンスがあると感じている」
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