RB F1チームのスポーツディレクターをつとめるアラン・パーメインは、昨年のアルピーヌF1チームからの離脱は「壊滅的」だったと語った。アラン・パーメインは、1989年にベネトンの名称でチームを運営していた頃から、エンストンを拠点とするチームに所属。ルノーやロータスなど、さまざまな形態で組織が変化する中で、組織内で昇進した。
2023年F1ベルギーGPの期間中、アルピーヌF1チームは、アラン・パーメインと当時のチーム代表オトマー・サフナウアーが、その週末の終わりにチームを離れることを確認した。その後、RB F1チームのスポーツディレクターに就任したアラン・パーメインは、アルピーヌF1チームからの離脱にまつわる困難についてRacingNews365に語った。「もちろん、壊滅的だった」とパーメインは言った。「ひどいものだった。昨年の夏、そしてその後の秋は、厳しい時期だった」「それから何人かと話をした。そして、RBは実にエキサイティングで、本当に素晴らしいと思った。本当に良いプロジェクトに思えたし、ここに来られて本当に幸運だと思っている」アルピーヌF1チームから突然解雇されたことで負った心の傷は、RBに職を得たことでようやく癒えたとパーメインは語る。「ここに完全にコミットするまでに2~3ヶ月かかったと思う」とパーメインは説明した。「ここに来てからは、楽でした。すべてがとても楽になった」「レースを再び見るようになったのは、それが終わった後、11月に入ってからだと思う」「8月は最悪、9月もあまり良くなかった。10月になると状況は改善し、それが終わると、もう後戻りはできなかった」アルピーヌは、アラン・パーメインの退任時に困難な時期を経験した。前CEOのローラン・ロッシは、パーメインの退任の数日前に解任される前に、公然とチームを批判していた。アルピーヌは解雇の理由を説明したかどうかについて尋ねられたパーメインは「いいや、説明はなかった。その点についてはコメントできないう。彼らには明らかに理由があったのだろう」と答えた。アラン・パーメインはF1で最も長くチーフエンジニアを務めた人物の一人であり、そのキャリアは30年以上に及ぶ。パーメインは、強い評判を築き上げた後、ニュースが報じられた後、パドックのあちこちから多数の応援メッセージを受け取ったと明かした。「嬉しかったことの一つは、パドックやそういったところでたくさんの人たちからサポートを受けたことだ」とパーメインは語った。「アルピーヌ社内や周囲の人々からたくさんのメッセージが届いた。それを聞けて嬉しかった」
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