ラルフ・シューマッハは、復帰シーズン序盤に困難なスタートを経験した兄ミハエル・シューマッハが改善方向に向かっていると考えている。ミハエル・シューマッハは、ここまでメルセデスGPのチームメイトのニコ・ロズベルグに32ポイント差をつけられており、まだ表彰台にもあがっていない。しかし、ラルフ・シューマッハは、ここ3戦で2度の4位フィニッシュを果たしたミハエルが、正しい方向に向かっていると確信している。
「難しい序盤戦だったけど、改善していると思うね。バルセロナで導入された新しいパッケージが彼のパフォーマンスに役立っていると確信している」とラルフ・シューマッハはコメント。ラルフ・シューマッハは、ミハエルのスロースタートの原因は、2006年と今年のクルマの違いだけでなく、3年間F1から離れていたことも影響していると考えている。「まず第一に、そうだね、クルマは変わったけどミハエルはずっとクルマから離れていた。だから、2つの要素があると思う。まず1つ目に、彼は少しドライビングスタイルを変えなければならなかった。そして、2つ目に彼は新車に適応しなければならなかった」一方、ステファンGPが今年のグリッドを獲得していたら、復帰を計画していたとの噂についてラルフ・シューマッハは「いいや、それらはただの噂だよ」と否定した。
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