アルファロメオ・レーシングのキミ・ライコネンは、F1フランスGPの決勝レースを8位でフィニッシュ。ダニエル・リカルドの降格によって最終順位は7位となった。過去3戦をノーポイントで終えていたキミ・ライコネンは、予選こそQ2敗退で12番グリッドからスタートとなったが、31周目にピットインするまでハードタイヤで着実に順位を上げ、ミディアムタイヤでの第2スティントでもライバルとバトルを展開した。
「昨日、Q3に進出できなかったのは少し残念だったが、ソフトよりも異なるタイヤでスタートする方がはるかにいいことはわかっていたのでそうした」とキミ・ライコネンはコメント。「最高のスタートとは言えなかったが、幸運なことにストレートでそれほど失うことはなかったし、次の数コーナーで挽回することができた。僕たちはハードタイヤでスタート後に強いポジションにいたけど、レース全体でヒュルケンベルグを抑えなければならなかった。午後の大半はルノー勢との素晴らしいバトルになったし、最終的に前のクルマを捕えることができた」「最後の数周はとても激しく、楽しかった。僕たちがミッドフィールドの他のクルマと戦うことができたのは本当に嬉しい。僕たちにはスピードがあったし、最後は良い結果を出すことができた」