キミ・ライコネンは、F1から2年間離れることがなければ、このような長いキャリアを楽しむことはできていなかったかもしれないと語る。キミ・ライコネンは、先週末のF1モナコGPでF1史上5人目となる300戦目のグランプリを達成。今シーズン終了時にはルーベンス・バリチェロに次いで史上2番目の最多出走記録を達成することになる。
2001年にザウバーでF1デビューしたキミ・ライコネンは、2009年にフェラーリを離れた後、2010年と2011年の2年間、F1から離れている。その間、WRCやNASCARなど他のカテゴリーに参戦し、2012年にロータスからF1復帰を果たしている。キミ・ライコネンは、この中断期間がなければ、F1をこれほど長く続けることはなかったかもしれないと語る。「正直、長いとは感じていない。でも、2年間離れていなければ、今日ここにいなかっただろう」とキミ・ライコネンはコメント。「その時に少し普通の時間を過ごしていたので、なんとなく長いと感じていないのかもしれない」「今後、止めたときに振り返ったときには、もう少し意味があって違った感覚になるかもしれない。今、僕にとってはあまり長いとは感じていない。「良いレースや良い結果を出してきたけど、結局のところそれはレースにすぎない」今年、このまま欠場することなくシーズンを戦い抜けば、キミ・ライコネンはフェルナンド・アロンソの314戦を抜いて、315戦の出走を記録することになる。現在の最多出走記録はルーベンツ・バリチェロの326戦だが、キミ・ライコネンは2020年中にそれを上回ることになる。