キミ・ライコネンは、自身もフェラーリも2014年のポジションは心配していないと語った。メルセデス勢のクルマがタイムシートの上位を占めるなか、1分36秒432で3番手に和って入ったキミ・ライコネン。フェラーリは終日トラブルに見舞われ、周回数は53周にとどまったが、キミ・ライコネンはこの遅れは大きく懸念するほどではないと考えている。
「今年よりずっと悪い冬はあったし、特に心配はしていない。とにかくもっと多くのマイレージを稼ぎたいと思っている」とキミ・ライコネンはコメント。「今日も学ぶことができたし、最終日にどの位置にいるか見てみるつもりだ。やらなけばならない小さな変更がいくつかあったし、時間はかかるものだ。特に大きな問題ではない」「チームにとって全ての部分で感触を掴んでいくのは難しいけど、僕たちは少しずつ改善している。もちろん、もう少し走り込まなければならない。最終日はレース距離を走る必要があると思っているし、自分たちがどの位置にいるかなどはその後考えればいい」キミ・ライコネンは、シーズン開幕戦に関して予想するのはまだ難しいと考えている。「感触はOKだ。でも、僕たちのポジションはラップタイムが決め手だし、自分たちがどこにいるかは開幕戦になればわかるだろう。誰が優勝候補かはわからない。誰がベストなのかはオーストラリアに行けばわかる」「僕の目標は優勝にチャレンジすることだけど、今は自分たちがどの位置にいるかはわからない。新しいルールになったし、誰にとっても長いシーズンになるだろう。レースが始まればまたエキサイティングになるはずだ。まだ学ぼうとしていることがいくつもあるし、そのうち良くなっていくはずだ。何もかも新しいので、良い最終日になることを願っている」「ドライバビリティについてはかなり改善があったと思うけど、改善すべき場所は常にあるし、僕たちが実際に探っているのはそのような部分だ。自分好みにクルマを仕上げていくにはもっと多くを引き出せるようにしなければならないけど、適切なレベルを把握し、見いだしていくのは難しい。クルマの信頼性はあるようだし、いくつか小さなトラブルはあるけど、それは全員にとって同じことだ」「僕たちは常に改善しているし、新しいことを見つけてさらに学んでいると思っている。いろんなことが常に変わっているので日々説明するのは難しい。今日も僕たちが学んだのは間違いない」