キミ・ライコネンは、レッドブルからの関心が今年のチャンピオンシップ争いに影響することはないと述べた。セバスチャン・ベッテルがF1イギリスGPをリタイアしたことで、5位でフィニッシュしたキミ・ライコネンは、ランキングのポイント差を34ポイントまで縮めた。だが、キミ・ライコネンの周辺でそれ以上に注目されているのが、マーク・ウェバー引退後のレッドブルへの移籍だ。
キミ・ライコネンは、すでに将来についての質問には答えたとし、メディアの余計な関心には影響されないと述べた。「もう10年もこういう状態なんで、今さら何も変わらないよ!」とキミ・ライコネンはコメント。「僕は自分の仕事をするし、みなさんも自分の仕事をすればいい。そのようなことを心配したことは一度もない。僕には世話をしてくれる人たちがいるし、彼らが僕にとって正しい選択をしてくれる。今回もそうしてくれると信じている」 シルバーストンでは、最後のセーフティカー導入時にピットインしなかったことで表彰台を逃したキミ・ライコネンは、チャンピオンシップ争いを続けるには、ロータスの仕事の質を高めることが必要だと考えている。「前回のレースのようなミスを犯すことはできない。もっと多くのポイントを取れたのは明らかだし、状況を変えるためには2台でポイントを獲得する必要がある。言うのは簡単だけど、実行するのは簡単じゃないよ」 最近のレースでレッドブルの脅威になりつつあるメルセデスについて、キミ・ライコネンは、彼らがベッテルからポイントを奪い続けてくれれば自分たちの助けになると考えているが、いずれチャンピオンシップでニコ・ロズベルグとルイス・ハミルトンに抜かれることを警戒している。 「時には(役立つだろう)ね。でも、どこかの時点で(ロズベルグとハミルトンに)抜かれたら、助けにはならない。だから、僕たちはもっと改善して、自力でもっと良い結果を出さなければならない」
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