キミ・ライコネンは、自分の将来が熱心な憶測の対象になっていることには驚いていないが、ロータスに移籍するか他チームに移籍するかの決定は急いでいないと述べた。現在チャンピオンシップ2位につけているキミ・ライコネンは、シーズン末に契約がフリーになる数少ないトップドライバーのひとり。すでにレッドブルのマーク・ウェバーのシート候補に名前が挙げられている。
「(2014年の)契約がないトップドライバーは多くない」とキミ・ライコネンはコメント。「おそらく自分はそのようなドライバーのひとりだし、来年終わる契約がいくつかある。僕には契約がないので、推測が起こるのは普通のことだ」「たとえ契約があったとしても噂はまだ続いているし、それはF1では非常に普通の状況だ」「そのストーリーを作るのは僕や僕のマネジメントではない。テーブルの外からやってくるものだ」「急いではいない。契約が欲しくてたまらないのであれば、去年すでに契約しようとしていただろう」「むしろ自分の仕事をしたいし、うまくやれれば、欲しい契約を得られると確信している」キミ・ライコネンは、ロータスに残留することを望めば、契約を結ぶのは難しくないと想像している。「僕たちが互いに契約したいのであれば、それは非常に簡単なことだろうし、痛みを伴うことはないと思う」「特定の詳細をまとめるだけだ」「毎日座って議論しなければならないとは思わない。変ることはないだろうからね。決定しなければならないのは僕だ。でも、いかなる決定もしていない」キミ・ライコネンは、現時点ではチーム移籍から再びF1を離れることまでの全てが選択肢だと強調した。「いくつか選択肢があると思う。それは秘密ではない」とキミ・ライコネンはコメント。「でも、何も運転しないという選択肢もある。今は選択肢はないし、契約もないからね。なにもない」「どうなるかわかったら教える。それくらい単純なことだ。でも、次のレースやその後のレースではないのは確かだ」「決定がどうであれば、時間はかかるだろう」