キミ・ライコネンとシャルル・ピックは23日(土)、ロシアのモスクワで開催された氷上レース「レース・オブ・スターズ」にゲストドライバーとして参戦した。「レース・オブ・スターズ」は、国内外の様々なカテゴリーのドライバーが多数参加する氷上レースで、今年はF1からキミ・ライコネンとシャルル・ピックが参戦した。
キミ・ライコネンとシャルル・ピックは、ルノー ダスターに乗り込んで1対1のレースで直接対決。WRCの経験があるキミ・ライコネンが氷上レース初挑戦のピックを簡単に下した。続いて2人は地元のツーリングカードライバーのキリル・ラディジンと対決。2人はラディジンの圧倒的な速さに勝つことはできなかった。キミ・ライコネン (ロータス)「久しぶりに氷上トラックに戻れて楽しかったよ。バルセロナと僕の普段のF1カーとは大違いだったね! 氷上では非常に異なるドライビングスタイルが必要なんだ。スロットルとブレーキ、ステアリングを非常にスムーズに扱わなければならない。でも、小さなドリフトはかなり楽しむもある。楽しかったよ。特にたくさんのファンが見てくれていたしね」シャルル・ピック (ケータハム)「ルノーとの一日を楽しんだし、このような大きなイベントに参加できて最高だったよ。氷上で走るのは初めてだったし、とても楽しかった。スノータイヤを装着したルノー ダスターを試した。つるつるした路面でグリッピを見つけるのはいい経験だったし、大変だった。そのあと、スタッドが打たれたタイヤを履いたローガンを試したけど、さらに難しかったよ! 予備知識を得るのに数周かかったけど、一旦慣れてしまえば楽しかったね。ルノー、そして寒い中見に来てくれたみんなに感謝しているよ!」