キミ・ライコネンの長年の友人で、カート時代からライコネンのヘルメットのデザインを手掛けてきたウッフェ・ダグストロームが、キミ・ライコネンのヘルメットのデザインプロセスについて語った。「通常、キミはシーズン前に彼のヘルメットをどうすべきかのヒントを与えてくれる。コンピューターで僕が5つの異なるバージョンのアイデアを作り、彼が一番気に入ったものを選択するんだ」とウッフェ・ダグストロームは説明。
「去年、彼はヘルメットに彼のレースナンバーを入れたがっていた。以前、マクラーレン時代にもナンバーを入れていたけど、それはヘルメットの後ろだった。今回、ナンバーは9から7に変わるけど、2013年はそれほど変更はない。いくつか新しいパートナーが加わっただけだ」キミ・ライコネンは、常にそのユニークなスタイルでトレンドセッターであり、それはヘルメットも例外ではない。「たとえキミがどのようなヘルメットデザインを持ってきたとしても、他の誰かのヘルメットに同じアイデアを見るのにあまり時間はかからないことがある」「彼はそれほど芸術的とは言えないけど、自分が望んでいるものはわかっているし、流行にとても敏感だ。自分で発信しているのは確かだね」キミ・ライコネンは、自分の全てのヘルメットを保存しており、ヘルメットデザインを見るだけでシーズンを思い出す。2012年のF1モナコGPでは、ヘルメットにジェームス・ハントのデザインと名前を入れた。「あのアイデアは長年温めていたけど、マクラーレンとフェラーリでは使う機会がなかった。去年は完璧だったし、反響も大きかったね」関連:キミ・ライコネン ヘルメット (2013年)