キミ・ライコネンが、F1ドイツGPへの意気込みを語った。ホッケンハイムで成功するために必要な全ては揃っていますか?そうだね。優れたクルマがあるし、僕たちはタイヤをかなり理解している。僕たちには速さがあり、レースでもうまくやれることを示していた。表彰台を争えない理由はない。
過去、ドイツがあなたに優しくなかったのは?わからない。前世で何か悪いことでもしたのかな? ドイツで走るのはいつも楽しんでいるけど、問題はこれまで運がなかったということだ。いつも優勝を妨げる何かが起こっていた。ポールポジションを4回獲得しているし、それはドイツ国内での僕のスピードを証明しているけど、6回のリタイアは望んでいたものではない。15回ドイツでレースをして、まだ優勝できていないことはより多くの挑戦を課しますか?それほどでもないよ。レースはレースだし、常にベストは尽くしている。過去、ドイツでのレースは望んでいたようにはしかなかった。ホッケンハイムもニュルブルクリンクのどちらのサーキットも僕にあまり優しくはなかったね。僕は両方のサーキットとも好きだし、いつもそこでとても競争力があった。たぶん、今年はすべてがまとまってくれるだろう。シルバーストンを振り返ると、E20はうまく走れているようでしたね?僕たちはハードタイヤで本当に速かった。特にレース終盤はね。レース全体でトラック上でそれを利用するスペースがなかったのは残念だ。残念ながら、かなりの時間、遅いクルマの後ろで動けなかったし、クリーンエアーに出るまでポテンシャルをフルに示すことができなかった。最後はフェリペ(マッサ)に近づいていたけど、もうひとつポジションを得るためには十分にラップが残っていなかった。クルマには本当に満足している。週末ずっと感覚は良かったし、僕たちはそこから完全なスピードを見つけられるところまでいっている。ホッケンハイムを速く走るには何が必要ですか?ここではマシンが大きな違いを生むし、幸運にも僕たちには良いマシンがある。コーナーの立ち上がりでは優れたトラクションが必要だし、リアのグリップが不足していれば、トップに挑戦するためにクルマからペースを得るのは難しいだろう。予選でポールポジションを獲得することはどれくらい重要ですか?2008年に最後にホッケンハイムでレースをしたとき、オーバーテイクはかなり難しかった。いくつかのトラックのようにトリッキーというのではなく、まったく簡単ではない。今年は、タイヤ、KERS、そしてDRSによってオーバーテイクはより簡単になるはずだ。特に僕たちがライバルよりもタイヤに合っていればね。ホッケンハイムでは予選が全てというわけではないけど、トップからスタートしてクリーンエアーを得られれば、より楽になるのは確かだ。トップからスタートして、前にクリーンエアーを得ること。その他にドイツに望んでいることは?いくらか暑い天候になってくれればいいね。通常、ホッケンハイムはとても暑いし、みんながタイヤの悪化にトラブルを抱えていた。僕たちにとっては暑い天候の方がクルマに適しているのは明らかだ。僕たちのクルマは暑い温度の方が好ましいし、ロングランでもタイヤに厳しくはない。ホッケンハイムが本当の夏の気候になってくれればいいね。
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