キミ・ライコネンは、ロータスと迎える2012年シーズンにむけて成功するためにモチベーションは高まっていると述べた。キミ・ライコネンは、2009年の最終戦F1アブダビGPを最後にF1を離れてWRCに挑戦。ライコネンのその決断はF1に対するモチベーション不足と解釈され、彼の自由奔放な態度はメディア受けも良くなかった。
だが、キミ・ライコネンは、そのような意見を述べる人は自分のことを知らない人だけであり、これまで戦ってきたすべてのレースで一度もモチベーションに問題を抱えたことはないと述べた。「いつもモチベーションについて話している人がいるけど、そのようなことを書く人はたぶん僕のことさえ知らないんだと思う」とキミ・ライコネンは F1 Racing にコメント。「マシンが最悪で、さらに自分がベストを尽くしても良い結果が得られないのはモチベーション不足の問題ではない。フェラーリでの最後の一年はベストシーズンのひとつだったと感じている。モチベーションに問題を抱えたことは一度もない」ロータスは、先週実施されたバルセロナテストでE20-02のシャシーに問題が発覚し、テストを切り上げてファクトリーに戻った。トラブルはフロントサスペンションに関するものだとみえられている。だが、キミ・ライコネンは物事が計画通りに進まなくとも落胆することはないだろうと主張する。「フェラーリでの最後の一年は常に先頭にいたわけではない。でも、彼ら(ロータス)は昨年、良いスタートを切った。新車が強いことを願っているけど、規約はわずかに異なっているし、どうなるかはわからない」「でも、自分たちが8番手くらいだったとしても『くそっ、もうやめよう』なんて言うつもりはない。僕たちは常に改善しようと頑張っているし、できるだけ上位につけられることを願っている」