キミ・ライコネンは23日(月)、バレンシアでF1マシンでの2日間のテストを開始。初日のテストを終えたライコネンは、F1でベストな状態を取り戻すにはもう少し時間がかかるだろうと考えている。ロータスで2年ぶりにF1復帰するキミ・ライコネンは、来月の2012年F1マシンでのヘレステストにむけてF1マシンの感覚を取り戻すために、2010年のルノー R30で2日間にわたるテストを開始。
2年落ちのマシン、タイヤはピレリのデモタイヤということもあり、ラップタイムはあまり意味を成さないが、チームはキミ・ライコネンがすでに申し分ない走りを示していることを示唆している。だが、初日のテストを終えたキミ・ライコネンは、再びF1マシンを走らせるためには学ばなければならない問題があると Sky Sports に述べた。「マシンに戻れて嬉しかったよ」とキミ・ライコネンはコメント。「再度に走ってから相当な年月が経っているので、もちろん慣れるにはもう少しかかる。メインのドライビング、ブレーキング、ターニングには多くのタップはかからないけど、もちろんマシン、チーム、タイヤについて学び始めたところだし、時間はかかるだろう」またキミ・ライコネンは、WRCに転向したあと、F1に復帰することを当たり前のことだとは考えていなかったことを示唆した。F1に復帰すると思っていたかと質問されたキミ・ライコネンは「そうでもなかった。将来のためのプランはなかった」とコメント。「今年のための異なる選択肢もあった。本当にレースをしたかったんだ。去年、何度かNASCARで走ったけど、他のドライバーとレースをするのはとても楽しかった」「それでどこでレースをするかを決めた。F1は、レースをするには最高のレベルだし、大部分の人々が望んでいる場所だと思う。復帰してロータスとレースすることは良いチャンスだと思った」
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