キミ・ライコネンは、まだF1に復帰する可能性を閉ざしておらず、まだ2012年の計画はなにも決まっていないと述べた。2007年にフェラーリでワールドチャンピオンを獲得したキミ・ライコネンは、2009年にF1を離れたが、ここ2年間にわたりレッドブルやルノーでのF1復帰が噂されている。
F1を離れたあとの2シーズンはWRCに参戦しているキミ・ライコネンだが、今週カイル・ブッシュ・モータースポーツからNASCAR トラック・シリーズに初参戦する。ネイションワイド・シリーズへの参戦も噂されているキミ・ライコネンだが、来週以降のしっかりした計画はないと述べた。「大きな計画はない。来年やることの計画は決まっていない」とキミ・ライコネンはコメント。「ここ(NASCAR)に来たときにはまったく予想がつかなかったので、様子を見てみるつもりだ。ラリーに参戦したときに少し似ている。ここでも同じストーリーだ。確かにヨーロッパでやっていたものとは異なるスポーツだし、異なるレースだが、ここでは非常に人気がある」「今年はラリーをする予定があるので、NASCARは本当に時間があるときだ・・・。ここでまったく最低だったら、戻ってくる理由はない。今日よりもうまくいくことを期待している。まだわからない。日々進んでいるし、どうなるか確認している」キミ・ライコネンは、F1復帰の可能性を完全に閉ざしているわけではないと強調した。「(F1を)辞めたのには多くの理由があった」とキミ・ライコネンは述べた。「いつも言るように、永遠かどうかはわからないが、そのあとF1を寂しく思うことはなかった。他のことをしたかったし、ラリーをしてそれを学ぶ完璧なチャンスがあった。今はここに来る時間があって、NASCARがどんな感じかをみている」「今の状況には満足しているけど、F1に戻るつもりがないとは言っていない。行かないかもしれないし、行くかもしれない。だが、将来のことはわからない」「さっきも言ったように来年の計画は決まっていない。実際、今年も1月まで予定は決まっていなかったので、何をするか正確にわかるのはかなり遅くなるかもしれない」キミ・ライコネンは、NASCARに参戦したあとも自身のIce 1 RacingでWRCへの参戦を続け、来月ギリシアでWRCに参戦する。