レーシング・ポイントF1チームは、2019年のF1イギリスGPの決勝レースで、ランス・ストロールが14位、セルジオ・ペレスが17位でレースを終えた。オトマー・サフナウアー(チーム代表)「我々の日ではなかったし、ホームレースを無得点で離れることになった。セーフティカーが入る直前に2台ともピットに済ませていたことが犠牲となった。2台とも1ストップ戦略で完走することを期待していたが、セーフティカーによって我々がレースをしていた大半のマシンが事実上のフリーピットストップを得られたことが痛かった」
「それがレースであり、今日は運が我々の味方をしてくれなかった。ポイントを獲得できるマシンがあっただけに悔しい。セルジオはブレーキバランスに問題があり、それがニコ(ヒュルケンベルグ)との接触を引き起こし、挽回するチャンスが途絶えてしまった。終盤、フレッシュなラバーで1ストッパーの何台かを狙い撃ちできることを願ってランスを2ストップレースに変えたが、最後は周回数が尽きてしまった」ランス・ストロール(14位)「正直、忘れてしまいたい週末だ。何もかもうまくいかなかった。良いスタートが切って、1周目の終わりにはポジションを3つ上げていた。残念ながら、左フロントのブレーキダクトにデブリが入ってしまい、それを取り出すため予定より早くピットインしなければならず、戦略が大きく狂ってしまった。僕たちは1ストップレースを目指していたけど、チームは最終スティントのためにソフトタイヤに交換して2ストップで終えることになった。チームは前のクルマのタイヤの寿命が尽きることを期待していたと思うけど、残念ながら、すぐにそういうことにはならなかった」セルジオ・ペレス(17位)「今日はあまり運がなかった。最初のスティントはとても力強かった。タイヤに労わってレースを管理し、ポイントを獲得するために予定通りに進めていた。そのあと僕がピットに入った直後にセーフティカーが出て、僕のレースは台無しになった。セーフティカー中にはステアリングホイールの問題がブレーキバランスに影響を与え、前寄りになりすぎてしまった。それでクルマを十分に止めることができずにヒュルケンベルグにヒットしてしまった。フロントウイングにダメージを負って、最後尾まで落ちてしまった。今日は信じられないくらい不運だった。僕たちのホームレースでマシンにはポイントを獲得できる速さがあったし、良い結果を相応しかったと思うので本当に残念だ」