ポルシェは、2014年のWEC世界耐久選手権への参戦に向けて最新版LMP1ハイブリッドのテストを実施。ニール・ジャニが、初めてポルシェ LMP1カーでのフルテストを実施した。2014年のドライバーとして発表されている4名のドライバーのひとりであるニール・ジャニは、以前にポルシェのヴァイサッハのテストトラックで短いシェイクダウンを完了していた。
アップデートされたLMP1カーでテストはより包括的に実施され、ピットストップや燃料補給などのルーチンがこなされた。また、これまでのポルシェのテスト走行はヴァイサッハで行なわれていたが、今後は“国際的なサーキット”で実施されることが発表された。ポルシェは、2013年から2014年序盤にかけての完全なテストプログラムを立てており、各走行で新しいパーツとアップデートを持ち込むとみられている。「現在のテスト走行では、膨大な量の不可欠なデータを集めることができている。全ての走行距離が重要だ」とポルシェLMP1プロジェクトのディレクターを務めるフリッツ・エンツィンガーは述べた。「だが、非常に複雑なLMP1レーシングカーを開発し、来シーズンの初めまでに競争できるようにするためには、より多くのテスト走行距離が必要だ」「我々は各テストで果たしている進歩に満足している」ポルシェはニール・ジャニに加えて、ティモ・ベルンハルト、ロマン・デュマがテストを担当しており、2014年にはレッドブルから移籍するマーク・ウェバーが加わる。
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