ポルシェが、2021年からのF1参戦を5月中に発表すると元F1ドライバーで現在はDTM選手権の代表を務めるゲルハルト・ベルガーが語っている。今月、ポルシェはル・マン ウィナーマシン、919ハイブリッドのEvoバージョンでルイス・ハミルトンが昨年のF1ベルギーGPで記録したスパ・フランコルシャンのトラックレコードを更新している。
それは、ポルシェがF1のエンジンレギュレーションが変更になる2021年からF1参入を検討しているのではないかとの憶測を加速させた。「ポルシェは2021年のF1参入について検討している」とゲルハルト・ベルガーは Auto Bild にコメント。「彼らは5月に公表される新しいエンジンレギュレーションを待っている。それを受けて、ポルシェは決定するだろう」昨年からF1の新オーナーとなったリバティメディアから指名を受けてF1のモータースポーツ責任者を務めているロス・ブラウンは、ポルシェがF1に来るのは大歓迎だと語っている。「我々はF1にポルシェのようなビッグネームが参入してくれることとを望んでいるし、それに向けた新たな環境を整備しようとしているところだ」FIAの技術部門は、5月末までに2021年のエンジンレギュレーションを確定させることを目指しており、既存のパワーユニットサプライヤーおよび潜在的なメーカーと提案をより詳細に議論していく。現在、FIAが提案している2021年のF1パワーユニット案案では、F1チームは引き続き1.6リッター V6ターボ ハイブリッドエンジンを使用し続けるが、現行パワーユニットで最も複雑で高価なMGU-Hは廃止される予定となっている。
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