ピレリは、2011年も現在と同じ4種類のドライタイヤと2種類のウェットタイヤをF1チーム供給することを発表した。FIAは、今シーズン限りでF1から撤退するブリヂストンに代わり、ピレリが2011年から2013年までF1にタイヤを供給することを発表した。予想では、現在ブリヂストンが供給しているものとは異なり、ピレリは3種類のドライタイヤを供給するだろうとされていた。
しかし、ピレリは公式リリースで4種類のドライタイヤを供給することを明らかにした。「FIAによって定められた現行のF1レギュレーションに則り、新しい契約はピレリがシーズンで6種類のタイヤを供給することを保証している」現行のレギュレーションが継続となったのは、ブリヂストンの後任の決定が遅れたことによるとみられている。F1チームは、ブリヂストンの2010年仕様のタイヤに基づき2011年マシンの設計を始めることに一致している。また現在の13インチホイールからより低プロファイルへ変更するというう動きも延期されることになった。しかし、ピレリは「革新的な新しいタイヤ開発への研究は、この刺激的なプログラムの不可欠な部分だ」としている。またピレリは、GP2とGP3にもタイヤを供給する。関連:ピレリ、F1の新タイヤサプライヤーに決定 - 2010年6月23日