ピレリは、2022年のF1世界選手権のオープンニング3レースに持ち込むタイヤコンパンドを発表。F1オーストラリアGPではC4コンパウンドをスキップする変則的な配分となっている。メルボルンは、来月に第3ラウンドを開催。2020年に新型コロナウイルスによって土壇場でキャンセルになって以来のカレンダー復帰となる。ピレリのドライコンパウンドのなかで最も軟らかいC5タイヤが配分されるが、C4タイヤはスキップし、他の2つのタイヤはC2とC3が選択された。
ピレリが、タイヤレンジのなかで隣り合った3つのコンパンドをノミネートしなかったは2018年以来となる。2019年にF1が最後にレースを行って以来、アルバートパーク・サーキットには大幅な変更が加えられ、いくつかのコーナーに変更が加えられた。今週末の開幕戦F1バーレーンGPでは、最も硬いC1、C2、C3が選択された。昨年、最終戦の1選前にデビューしたF1サウジアラビアGPは、第2戦として開催され、C2、C3、C4タイヤが選択された。今年、F1は幅広い技術規則の一環として18インチのホイールが導入される。2022年は、F1チームはすべてのドライバーに同じタイヤ数を受けとる。標準的な週末には、各ドライバーは、プラクティス、予選、決勝をカバーするために、ハード2セット、ミディアム3セット、ソフト8セットで構成される13セットのスリックタイヤを受け取る。
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