ピレリは、F1モナコGPの決勝で各ドライバーが使用可能な持ちタイヤ数を発表した。ピレリは、今回のF1モナオGPにC3(ハード/ホワイト)、C4(ミディアム/イエロー)、C5(ソフト/レッド)という最も軟らかいレンジのコンパウンドを持ち込んでおり、決勝ではハードもしくミディアムのいずれか1セットを使用されなければならない。
ピレリによると、F1モナコGPの決勝は1ストップ戦略が主流になると見ており、ソフト - ハードの場合は10~22周、ソフト-ミディアの場合は18~25周までソフトを走らなければならないと推定している。注目は3強チームは、Q1で敗退したシャルル・ルクレールを覗いで新品のソフトは持っておらず、ハードとミディアの新品をそれぞれ1セットずつ残しており、抜き抜くモナコでどちらのタイヤで第2スティントを走るかに注目が集まる。また、過去7年でセーフティカー出動率が100%のモナコということもあり、中団では2ストップ戦略も見られるかもしれない。F1モナコGPの決勝は5月26日(日)の22時10分(現地時間 15時10分)から行われる。マリオ・イゾラ(ピレリ カーレース責任者) 「予選では最初から最後までソフトタイヤが使用されました。前日までと比べてやや温かいコンディションとなりました。明日は何か予想外のことが起きたり、ソフトタイヤのデグラデーションが想定外に進んだりしない限りは1ストップのレースになるでしょう。ドライバーがどの戦略を選ぶかによって、多少のタイヤマネジメントが必要になるかもしれません。例えば、ソフトで第1スティントを引き延ばすか、あるいはミディアムで第2スティントを長く走るといった場合です。ここでの戦略はしばしばセーフティカーに影響されるので、それが決め手となる可能性は常に存在します」関連:2019年 F1モナコGP テレビ放送時間&タイムスケジュール
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