2018年のF1世界選手権 第17戦 日本GPでの各ドライバーのタイヤ選択をF1公式サプライヤーのピレリが発表した。ピレリは、鈴鹿サーキットにミディアム(白)、ソフト(黄)、スーパーソフト(赤)という3種類のコンパウンドを選択。レースではミディムとソフトのいずれか1セットを使用されなければならない。また、スーパーソフトは予選Q3で使用しなければならない。残りの10セットはチームが自由に選択できる。
3強チームではフェラーリが最もアグレッシブな組み合わせを選択。スーパーソフトを全チームで最多となる10セットを選択。ミディアムを1セット、ソフトを2セットと完全にスーパーソフトに振った選択となっている。メルセデスは、ミディアムを2セット、ソフトを4セット、スーパーソフトを7セットと硬い方のタイヤにも配慮した選択。レッドブルはミディアムは1セットだが、ソフトを4~5セット、スーパーソフトを7~8セットとドライバー間で分け、ソフトタイヤにやや比重を置いている。全チームのなかで最も極端なタイヤ選択をしているのがマクラーレン。スーパーソフトを全チームで最初の4セットしか選択しておらず、逆にミディアムが4セットと最多。ソフトを5セットとしている。トロロッソ・ホンダは、スーパーソフトを8セットとし、ミディアムとソフトはドライバー間で選択を分けている。鈴鹿サーキットは世界で最も愛されているサーキットの一つであり、流れるようなレイアウトと高速コーナーが、マシンとドライバーを厳しく試す。セクター1を形成する7つのコーナーは、すべてがつながりを持ち、最も低い地点でも時速210㎞で駆け抜ける。わずかなミスがタイムロスにつながる。昨年はメルセデスのルイス・ハミイルトンがスーパーソフト-ソフトと繋ぐ1ストップ戦略でポール・トゥー・ウィンを果たしている。F1日本GPは10月5日(金)に開幕。10月7日に決勝が行われる。
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